• 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第49話】BYスタッフE

    相方が、お店の担当者の方と倉庫の中で資材を見ている間に、僕は施設の周りを探索することにした。まずは施設内から。この日は月曜日ということもあり、閉まっている店も多かった。絵画店、古レコード店、映画に出てくるキャラクターのフィギュアを売る店、古い家具やソファーを売る店、ガラスウェアばかりを売る店、古いものが好きな人には興味をそそられると思う。中には日本の演歌歌手のレコードを置いている店もあった。施設内にはカフェもあり、土日は人でいっぱいだそうだ。散策しているとトイレを見つけた。入ろうとすると、清掃係の方が入り口に椅子を置いて座っていた。横にはテーブルが置いてあり、小銭が置かれていた。これは清掃係の方へのチップだと理解した。用を足した後、置かれていた小銭と同じ位のコイン(0.5ユーロ位だったと思う)を机の上に置いた。すると清掃係の方が、「メルシー」と、低い声で、にっこりともせずに頷いた。清掃婦の貫禄に、思わず会釈した。

    このチップの習慣は、慣れない僕には非常に面倒に感じる。日本では、街中でトイレに行きたいと思ったら、いろんな施設内のトイレが無料で利用できて本当に有難いと思った。もちろんフランスでも、食事をしに入ったカフェやレストランでトイレを借りる際はチップはいらない(たまに清掃婦がいる場合もあるらしいが)。そんなフランスのトイレ事情に、少し日本が恋しく感じた。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第48話】BYスタッフE

    クリニャンクールの蚤の市に到着した。この日は月曜日で、ちょうどパリで展示会などが行われていた時期より少し後だったこともあり、人通りが少なかった。目的の場所は2階建ての施設になっており、中には様々なアンティーク店が並んでいた。

    お店に到着すると、そこは広いスペースに、アクセサリーやボタン、何に使うのかわからないようなパールまで、色々なものが箱にぎっしりとはいって積み重ねられていた。スペースが広く、在庫管理が大変だろうな、、と思った。全ての商品はABC、、と価格によってランク分けされていて、それぞれのセクションで担当者が異なるようだ。なるほど、凄く合理的で解り易い。僕たちには担当者の方が1名付いてくれて別の倉庫に案内された。建物の2階へあがり、電動シャッターが開いたその先には、、驚くほどの素材が床から天井まで箱に入って保管されていた。その多さに驚愕した。相方の様にアクセサリーを作る人にとっては、いつまでも居たい場所なのだろうと思った。さらに驚いたのが、この様な倉庫やスペースが他にもあって、それぞれに別の素材が保管されている。全てを見させてもらうには数日はかかりそうだ、、次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第47話】スタッフE

    1日休息を取って、今日はパリの北の外れにあるパリ最大の蚤の市、クリニャンクールに向かう。朝ご飯を食べて出発だ。昨日1日ゆっくり過ごしたお陰で、体の疲れも回復している。いつもの様に点滅のない信号を渡り、凱旋門を横目に地下鉄の入り口お降りる。今日も無賃乗車を堂々とおこなう人を目撃したが、不思議なものでもう見慣れた。慣れとは恐ろしいものだ。

    さて、今回はまず2番線に乗る。以前にも書いたが、パリの地下鉄は乗車する線によって安全度が違うらしい。1番線に乗車すると、アナウンスで日本語が流れており、比較的穏やかな感じがするが、非常にスリなどが多い線であるという事を忘れてはいけない。パリのショップで働く日本人店員にも注意されたことだが、1番線は気を抜いてはいけないとのことだ。さて、今日は2番線から13番線に乗り換えたのだが、13番線のホームで、その雰囲気がガラッと変わった事に僕でも気がついた。クリニャンクールの蚤の市へ行くには、注意が必要だと相方も言っていたが、明らかに、昨日まで乗車していた線と雰囲気が違うのだ。相方は、少しでも人ごみを避け、安全なルートで行ける様にと考え、何年も前から使っているルートがあり、そのルートで行く事にした。相方曰くは、4番線のPt de Clignancourt(ポルト・ド・クリニャンクール)駅で下車し、蚤の市に向かうのが通常のルートだが、この駅周辺は大変混雑しており、スリも多い。そこで、相方は13番線のGalibaldi駅(ガリバルディ)で下車し、逆方向から向かうルートを考えていた。成る程、駅を出てすぐ目の前に教会があり、公園を横切っていく。住人が公園のベンチでくつろいでいて、危険な感じはしない。20分ほど歩いて、目的のクリニャンクールの蚤の市に到着した。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第46話】BYスタッフE

    深夜のタクシー運転手の、日本ではありえない行動(飲酒運転、スピード違反、釣りを少な目に渡す等)を経験し、滞在先に着いた頃には深夜2時だった。朝から出っぱなしだったのと、異国の地で初めて出会う方々との時間を過ごした長い、濃い1日だった。帰宅後はベッドに吸い込まれる様に寝た。

    翌日は、昼前までぐっすり寝てしまった。フランスに来てから時差の影響もあり、早朝5時頃に目がさめていたが、さすがに昨日の疲れがたまっていた様だ。それを察した相方が、今日は明日に備えて体を休めようと提案してくれた。その日は日曜日で、空いているお店も少ないらしく、休息日にちょうどよかった。僕も大賛成だった。普通なら、折角旅行で海外に来ているのに、ホテルで1日過ごす事はしないだろうが、買い付けとなるとそうはいかない。結構過酷だ。

    フランスに到着してから数日しかたっていないが、色んなことを怒涛のように体験した。午後は、相方は買い付けた素材の整理を(この時点ですごい量になっていた)、僕はipadでいつもやっているトレーニングをYouTubeで観ながらやったりして体をリセットした。明日は、パリの北のほうにある蚤の市に店舗がある資材店に行くアポイントを入れている。また気を引き締めて行かないといけない。明日に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第45話】BYスタッフE

    深夜タクシーに乗車した話の続きです。早速荷物(この日も大きなスーツケース一つあった)をトランクに積み込み、滞在先のパリ市内に向けて出発した。この時のドライバーは、言葉数が少なく愛想があまり良くない。ライジオをかけながら、猛スピードで運転する。パリのちょうど東の郊外からパリの西側にある滞在先へ、恐らくパリの周りをグルッと回っている環状道路を走行しているのだろうと想像する。深夜なので、車の往来も少なかったのだが、とにかく猛スピードで走行する。僕も車を運転をするので、体感的には120キロ以上は軽く出ているたと思う。フランスでの速度の速度制限が何キロか知らないが、それでも周りの車を一瞬で追い越すあたり、かなりの速度だということは理解できる。日本では確実にNG行為だ。

    しかし、猛スピードの甲斐あってか、思っていたよりも早く滞在先付近に来ていた。そして無事滞在先の建物前に到着し、請求された料金を相方が支払った。するとタクシーの運転手はお釣りを少な目に返してきたらしい。その差額は3ユーロほどだったらしいが、相方は「は?」といった顔で運転手を見た。すると運転手は、なんか文句あるのかと言わんばかりに相方の顔を見た。僕はそのやりとりを見て、相方にもういいから、、早く降りよう、、と身振りで伝え、相方は不服そうだったが、まあいいわという感じで、少ないお釣りを受けとった。この運転手は、チップを事前に差し引いて返してきたつもりだったのかもしれない。しかし相方が運転手にチップとして支払うつもりだったのは、彼が勝手に差し引いた金額よりも多かったのだ。深夜で、スピードを出し過ぎてはいたが、最短ルートで走ってくれたのは有り難かったので、昼間よりも多めにチップを払おうとしていた。この運転手は少し損をしてしまった訳だ。しかし、チップとは、心地よいサービスを提供してくれた事への心付けなのだから、最初から取るのはどうかと思うが、こういう時は、負けて勝つというのか、賢く対応するが勝ちだと思った。とにかく、深夜のタクシーにはご注意を。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第44話】BYスタッフE

    以前のブログで、夕方のタクシーに乗ってパリ市内の東側から西側の滞在先まで帰宅したことを書いたのだが、その時の運転手さんを始め、昼間のタクシー運転手は皆「お父さん」というイメージの方が多かった。僕の主観になってしまい、うまく表現できないが、何となく、皆さん家族をお持ちの雰囲気があった。ただし、深夜帯になると雰囲気が一変する。まず、タクシー乗り場に到着した時に「えっ!?」と思ったのが、明らかに運転手が手にしているアルミ缶はアルコール飲料だった。何故そうだと分かったのかというと、そのアルミ缶は滞在先近くのスーパーで見たことがあったのだ。つまり、待機中にアルコールを飲みながら乗客を待っているという状態だ。これは日本ではありえない。少し不安な気持ちを抱えたままタクシーに乗車した。次回に続く、、。