パリに来て、予定の滞在日数の半分が過ぎた。フランスを訪れてから入手した素材を日本へ送る為、今日は朝から郵便局に向かうことにした。郵便局の所在は事前に調べており、滞在先から徒歩で3分くらいのところにあるはずだった。ところが、この郵便局は閉鎖されていた。いきなりハプニング発生。そこに偶然Chronopost(クロノポスト:フランスのLa Postが運営するフランス国内外への宅配便サービス)の車が止まっていた。運転手のお兄さんに、最寄の郵便局の所在を相方が確認する。ここからまっすぐ行って左に曲がって、またまっすぐ行って、その次の信号を右に、、。親身になって教えてくれた。何度もお礼を言って、直ぐに出発した。途中大通りに出て、この行き方であっているのか不安になったところで、横の方からクラクション音が聞こえる。目をやると、さっきのChronopostのお兄さんが、信号待ちの車の中から、ジェスチャーで郵便局の行き方を示してくれている。次の信号を右だよ!という様に。僕たちはありがとうとお兄さんに手を合わせ、手を振った。フランスでは、街中で困っていると皆さん「どうしたのか」「大丈夫か」と助けてくれる。そして、この後も幾度となく皆さんに助けられるのだが、取り敢えず最寄の郵便局は滞在先から15分くらいの所にあった。この距離が後で大きな誤算となる、、。次回に続く、、。