1日休息を取って、今日はパリの北の外れにあるパリ最大の蚤の市、クリニャンクールに向かう。朝ご飯を食べて出発だ。昨日1日ゆっくり過ごしたお陰で、体の疲れも回復している。いつもの様に点滅のない信号を渡り、凱旋門を横目に地下鉄の入り口お降りる。今日も無賃乗車を堂々とおこなう人を目撃したが、不思議なものでもう見慣れた。慣れとは恐ろしいものだ。
さて、今回はまず2番線に乗る。以前にも書いたが、パリの地下鉄は乗車する線によって安全度が違うらしい。1番線に乗車すると、アナウンスで日本語が流れており、比較的穏やかな感じがするが、非常にスリなどが多い線であるという事を忘れてはいけない。パリのショップで働く日本人店員にも注意されたことだが、1番線は気を抜いてはいけないとのことだ。さて、今日は2番線から13番線に乗り換えたのだが、13番線のホームで、その雰囲気がガラッと変わった事に僕でも気がついた。クリニャンクールの蚤の市へ行くには、注意が必要だと相方も言っていたが、明らかに、昨日まで乗車していた線と雰囲気が違うのだ。相方は、少しでも人ごみを避け、安全なルートで行ける様にと考え、何年も前から使っているルートがあり、そのルートで行く事にした。相方曰くは、4番線のPt de Clignancourt(ポルト・ド・クリニャンクール)駅で下車し、蚤の市に向かうのが通常のルートだが、この駅周辺は大変混雑しており、スリも多い。そこで、相方は13番線のGalibaldi駅(ガリバルディ)で下車し、逆方向から向かうルートを考えていた。成る程、駅を出てすぐ目の前に教会があり、公園を横切っていく。住人が公園のベンチでくつろいでいて、危険な感じはしない。20分ほど歩いて、目的のクリニャンクールの蚤の市に到着した。次回に続く、、。