神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第14話】BYスタッフE

前回のブログで書いた様に、フランスの地下鉄で無賃乗車の光景を目の当たりにし、少々凹んでしまったが、そう凹んでもいられない、、今日は大切な材料を見に行くアポイントがある日だ!!でも、地下鉄でのカルチャーギャップはまだあった、、。とにかくフランスの電車は、手動で行うことが多い。下車したい駅に着いても、扉は勝手に開いてはくれない。自分でレバーを持ち上げて扉を開けなくてはならない。そして閉まるときは容赦なく自動で閉まる。しかも、下車したい駅が工事中で、この駅には止まりません、、というアナウンスが、まさにその駅を通過中に流れる。一駅前で言っといてくれなあかんやろー!!と、思わず突っ込んでしまった。そして、時刻表なるものは無い。大体3−4分間隔で電車は来る。そして、この間隔は長くなったり、短かったり、その時々で変わる。それに加えて、ストライキなどで、いきなり今からもう運転しません、、となる。

フランス人が、約束の時間より30分くらい遅れてくるのは当たり前という常識が、ここで生活してみてそうならざるを得ないことが分かった。時間通りに行動するのは至難の技だ。日本のビジネスシーンなら(ビジネスシーンに限らずとも)、時間に遅れる=社会人失格である。しかし、これは地下鉄一つを取ってもそうだが、日本のように、全てが時間通りに回っている社会だからこそ実現できることだ。フランス人が強い訳がわかってきた、、。フランス人のケセラセラの精神は、きっと、なるようになるさ、、という、ここで生きている人たちの、諦めにも似た、強く生きたるわい!という意志の表れような気がした。次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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