本日の目的地はパリの東の方。目的地までは地下鉄に乗る。青から赤に突然変わる信号を渡り、人生初のフランスの地下鉄へ。観光地を通る線では、スリに気をつけるようにとのアナウンスが流れている。やはりそれだけスリ被害が多いということだ。気を引き締めて行こうと思っていた矢先、いきなり無賃乗車に遭遇する。フランスの地下鉄は、各駅ごとに駅員さんがいるわけではない。切符は自販機で購入(クレジットカードも使える)し、日本のように切符を改札に通して電車に乗車するが、僕が目撃した無賃乗車の男性は、切符を買わずに改札口を飛び越えて平然と入っていった。相方を含め、周りにいたフランス人もその光景に動じることはない、、。相方いわく、いつものことだそうだ。実際に、滞在中に何度も目撃する。そして、地下鉄での警察の検閲も何度も遭遇する。フランスの地下鉄は、改札に入るときだけ切符を機械に通し、出るときは切符を通さずに出られるが、こうした不正を防ぐため、警察の検閲があることがあるので、切符は改札を出るまで捨てずに持っておいたほうがよい。しかし、フランスの地下鉄は、僕には無法地帯のように感じた、、。次回に続く、、。