神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第12話】BYスタッフE

フランスに到着した日はスーパーでの軽い夕食を済ませ、翌日からの行動に備えて、というよりも眠気がピークに達し(それもそのはず、日本ではもう朝になる時間だ)、倒れるように就寝した。翌朝、近くのパン屋さんに行ってみた。明るく、ハンサムな男性店主、マイペースな女性店員、常にこの2人が店先にいる。店内には座って食べる小さなスペースもあり、一人でも入れそうな雰囲気。店内に入ると椅子には映画に出てきそうなオールバックの渋い男性客がいたが、店員も客も、さほど僕たち外国人に気をとめることもなく、フランス人と同じ対応だ。男性店主が相方の注文を聞き、早口で色々聞き返している。温めるか、持って帰るか、、などといった内容だと想像する。男性客のほうは既に頼んだものが温まるのを席で待っていて、僕達には目もくれない。女性店員に至っては、男性店主よりも、もっと早口なフランス語で相方に話す。さすがに相方も何度か聞き返していた。パリジャン/パリジェンヌ達はきっと外国人旅行者に慣れている。決して特別扱いはしない。それにしても、ここのパン屋のサンドイッチにボローニャ風ラザニアがめちゃくちゃ美味しかった。僕はラザニアが大好きで、昔、高校生の時、数週間だけニュージーランドに滞在したことがあるが、その時のホームステイ先のお母さんの得意料理がラザニアで、とても美味しかった。その時に匹敵するくらい、いや、あの時よりもっと本格的なラザニアだった。この後の滞在期間中に、何度も食べたくらい美味しかった。フランスのパン屋さんの総菜やサンドイッチはボリュームがあって、男の僕にも大満足な量だ。また食べ物の話で一話終わってしまうが、次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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