• 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第53話】BYスタッフE

    クロノポストの親切な配達員さんのおかげで、無事に郵便局に到着した。事前に調べていた、滞在先から一番近い郵便局は閉鎖されていた為、こちらの郵便局に変更したが、こちらの方が規模が大きく、結果として良かった。

    先ず郵便局でしないといけないことは、列に並ぶこと。受付のお姉さんがおり、郵便物を出す人はすべてここに並ばなくてはいけない様だ。相方の番になり、お姉さんは、一瞬怪訝そうな顔をした。言葉が通じない外国人が来たわ、、と言う感じだった。相方がフランス語で話し出した瞬間、お姉さんの表情が変わり、にこやかになった。お姉さんから、この郵便局の局長的なポジションであろう男性局員に紹介され、別室に案内された。この男性局員が、懇切丁寧に対応してくれた。海外への荷物を送る方法としては、Chronopost(クロノポスト)、そしてColissimo(コリッシモ)の2種類がある。Chronopostは保険が付いていて、その分送料が高価だ。今回、局員さんが勧めてくれたのがColissimoだ。相方も今までに何度もこれを利用していたらしいが、保険は付いていないが、追跡機能がある。今回もこのColissimoを利用することにした。一番大きいサイズで7kgまで入れることができる。一枚あたり送料込みで55ユーロだったと思う。これに7kgまで荷物を詰めて郵便局から出せるのだ。気をつけなくてはいけないのは、フランスから、日本の自分宛に荷物を送る場合、送付先は自分の住所で良いが、発送元の住所がいる。有難いことに、フランスに住む相方の友人が、発送元の住所や名前を書いていいと言ってくれたので、本当に助かった。フランスにお知り合いがない場合は、滞在先のホテルなどに確認して記入するのも良いと思う。それと、送り状の他に、必ずFacture(ファクチュール)を付けなければいけない。これは、内容物の詳細と価格を明記(フランス語又は英語で)するのだ。この表記は適当に書いてはいけない。日本の税関で荷物を開けられた時に、内容物と一致していないと違反になる。因みにこのColissimo、10枚を一度に購入すると10%程値引きしてくれる。これは相方も今回初めて知った様だ。しかし、こんなに沢山のColissimoの在庫を常時置いている郵便局はそんなに無いのかもしれない。結果この郵便局に来られて良かったと思った。

    次回も引き続き、Colissimoを郵便局へ運ぶお話を。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第52話】BYスタッフE

    パリに来て、予定の滞在日数の半分が過ぎた。フランスを訪れてから入手した素材を日本へ送る為、今日は朝から郵便局に向かうことにした。郵便局の所在は事前に調べており、滞在先から徒歩で3分くらいのところにあるはずだった。ところが、この郵便局は閉鎖されていた。いきなりハプニング発生。そこに偶然Chronopost(クロノポスト:フランスのLa Postが運営するフランス国内外への宅配便サービス)の車が止まっていた。運転手のお兄さんに、最寄の郵便局の所在を相方が確認する。ここからまっすぐ行って左に曲がって、またまっすぐ行って、その次の信号を右に、、。親身になって教えてくれた。何度もお礼を言って、直ぐに出発した。途中大通りに出て、この行き方であっているのか不安になったところで、横の方からクラクション音が聞こえる。目をやると、さっきのChronopostのお兄さんが、信号待ちの車の中から、ジェスチャーで郵便局の行き方を示してくれている。次の信号を右だよ!という様に。僕たちはありがとうとお兄さんに手を合わせ、手を振った。フランスでは、街中で困っていると皆さん「どうしたのか」「大丈夫か」と助けてくれる。そして、この後も幾度となく皆さんに助けられるのだが、取り敢えず最寄の郵便局は滞在先から15分くらいの所にあった。この距離が後で大きな誤算となる、、。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第51話】BYスタッフE

    海外に来て実感したが、なかなか計画通りに事を運ぶことが難しい。1日があっという間に過ぎる。今日は朝からクリニャンクールへ行き、午後は地下鉄オペラ駅で下車し、オペラ座を背に歩きながら、後ろを振り返りながらの観光で済ませ、クロネコヤマトのオフィスに向かった。オフィスを出た頃にはもう5時近くだった。空腹を感じたが、僕はこういう時にどこかのカフェで休息を取るタイプではない。普段仕事でも、外に出て休憩を取ることがなく、あったとしてもコンビニ前で5分以内だ。それに、パリのメトロは夕方5時を過ぎると満員電車と化す。相方は不服そうだったが、真っ直ぐに滞在先に戻ることを提案して、地下鉄に乗り込む。

    凱旋門近くの滞在先までは1番線一本だった。パリに来てまだ4日目だが、最寄駅を降りると自分のホームグランドの様な安堵感がある。滞在先に着いて、体を休ませて、相方に明日の行動を確認する。この時はまだ、明日から数日、郵便局を往復する日々になるとは想像もしていなかった。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第50話】BYスタッフE

    クリニャンクールの問屋さんでの買い付け時間は、午前中で終了しないといけなかった。しかしこんなに膨大な材料を全て見るには1日あっても足りない。午後からどうしても行かないといけないアポイントメントがあったので、相方にはとても酷だったが、選択と集中をしてもらうことにした。凄い集中力で材料の箱を眺めて、この箱とこの箱というように選んでいく。相方の資材に対するアンテナは高く、自分の好みのビーズをどんどん選んでいく。僕は時計とにらめっこして、後30分だよと声を掛ける。そして午後になり、タイムリミットとなった。お会計の準備をしてもらう間、相方はまだ他の材料を見ている、、。今回は、この予定でしか動けなかったのだから、次回はここをメインで日程を組んで来ようねと相方をなだめる。

    次に僕たちが向かったのは、オペラ界隈にあるクロネコヤマトパリ支店だ。今回は、既に100キロ近い資材を日本に運ばなくてはいけなかった。僕にはそれが気がかりでならなかったので、どの送付方法がベストなのか、送料のみならず、税金面や安全性の問題を解決しておきたかったのだ。そこで送付方法として候補に上がったのが、クロネコヤマトだった。パリオフィスには日本人のスタッフの方がいて、色々と相談に乗ってもらえる。僕たちは事前に状況を話していたので、担当者の方とスムーズに相談ができた。そして、色々検討した結果(ヤマトの方にもアドバイス頂いた結果)、フランスの郵便局を利用することに決めた。日本に資材を送るにあたっては、関税の問題もあるので、フランスから日本の税関に電話をして、郵送時の注意や、帰国後の関税手続きのことを確認した。僕は、こういった電話をする際、必ずお答え頂いた方のお名前を伺っておく。後で、これは違うと言われた時に、〇〇さんからご指示頂いた通りにしたと言えるからだ。

    さて、送る方法もきまり、早速郵便局へ。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第49話】BYスタッフE

    相方が、お店の担当者の方と倉庫の中で資材を見ている間に、僕は施設の周りを探索することにした。まずは施設内から。この日は月曜日ということもあり、閉まっている店も多かった。絵画店、古レコード店、映画に出てくるキャラクターのフィギュアを売る店、古い家具やソファーを売る店、ガラスウェアばかりを売る店、古いものが好きな人には興味をそそられると思う。中には日本の演歌歌手のレコードを置いている店もあった。施設内にはカフェもあり、土日は人でいっぱいだそうだ。散策しているとトイレを見つけた。入ろうとすると、清掃係の方が入り口に椅子を置いて座っていた。横にはテーブルが置いてあり、小銭が置かれていた。これは清掃係の方へのチップだと理解した。用を足した後、置かれていた小銭と同じ位のコイン(0.5ユーロ位だったと思う)を机の上に置いた。すると清掃係の方が、「メルシー」と、低い声で、にっこりともせずに頷いた。清掃婦の貫禄に、思わず会釈した。

    このチップの習慣は、慣れない僕には非常に面倒に感じる。日本では、街中でトイレに行きたいと思ったら、いろんな施設内のトイレが無料で利用できて本当に有難いと思った。もちろんフランスでも、食事をしに入ったカフェやレストランでトイレを借りる際はチップはいらない(たまに清掃婦がいる場合もあるらしいが)。そんなフランスのトイレ事情に、少し日本が恋しく感じた。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第48話】BYスタッフE

    クリニャンクールの蚤の市に到着した。この日は月曜日で、ちょうどパリで展示会などが行われていた時期より少し後だったこともあり、人通りが少なかった。目的の場所は2階建ての施設になっており、中には様々なアンティーク店が並んでいた。

    お店に到着すると、そこは広いスペースに、アクセサリーやボタン、何に使うのかわからないようなパールまで、色々なものが箱にぎっしりとはいって積み重ねられていた。スペースが広く、在庫管理が大変だろうな、、と思った。全ての商品はABC、、と価格によってランク分けされていて、それぞれのセクションで担当者が異なるようだ。なるほど、凄く合理的で解り易い。僕たちには担当者の方が1名付いてくれて別の倉庫に案内された。建物の2階へあがり、電動シャッターが開いたその先には、、驚くほどの素材が床から天井まで箱に入って保管されていた。その多さに驚愕した。相方の様にアクセサリーを作る人にとっては、いつまでも居たい場所なのだろうと思った。さらに驚いたのが、この様な倉庫やスペースが他にもあって、それぞれに別の素材が保管されている。全てを見させてもらうには数日はかかりそうだ、、次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第47話】スタッフE

    1日休息を取って、今日はパリの北の外れにあるパリ最大の蚤の市、クリニャンクールに向かう。朝ご飯を食べて出発だ。昨日1日ゆっくり過ごしたお陰で、体の疲れも回復している。いつもの様に点滅のない信号を渡り、凱旋門を横目に地下鉄の入り口お降りる。今日も無賃乗車を堂々とおこなう人を目撃したが、不思議なものでもう見慣れた。慣れとは恐ろしいものだ。

    さて、今回はまず2番線に乗る。以前にも書いたが、パリの地下鉄は乗車する線によって安全度が違うらしい。1番線に乗車すると、アナウンスで日本語が流れており、比較的穏やかな感じがするが、非常にスリなどが多い線であるという事を忘れてはいけない。パリのショップで働く日本人店員にも注意されたことだが、1番線は気を抜いてはいけないとのことだ。さて、今日は2番線から13番線に乗り換えたのだが、13番線のホームで、その雰囲気がガラッと変わった事に僕でも気がついた。クリニャンクールの蚤の市へ行くには、注意が必要だと相方も言っていたが、明らかに、昨日まで乗車していた線と雰囲気が違うのだ。相方は、少しでも人ごみを避け、安全なルートで行ける様にと考え、何年も前から使っているルートがあり、そのルートで行く事にした。相方曰くは、4番線のPt de Clignancourt(ポルト・ド・クリニャンクール)駅で下車し、蚤の市に向かうのが通常のルートだが、この駅周辺は大変混雑しており、スリも多い。そこで、相方は13番線のGalibaldi駅(ガリバルディ)で下車し、逆方向から向かうルートを考えていた。成る程、駅を出てすぐ目の前に教会があり、公園を横切っていく。住人が公園のベンチでくつろいでいて、危険な感じはしない。20分ほど歩いて、目的のクリニャンクールの蚤の市に到着した。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第46話】BYスタッフE

    深夜のタクシー運転手の、日本ではありえない行動(飲酒運転、スピード違反、釣りを少な目に渡す等)を経験し、滞在先に着いた頃には深夜2時だった。朝から出っぱなしだったのと、異国の地で初めて出会う方々との時間を過ごした長い、濃い1日だった。帰宅後はベッドに吸い込まれる様に寝た。

    翌日は、昼前までぐっすり寝てしまった。フランスに来てから時差の影響もあり、早朝5時頃に目がさめていたが、さすがに昨日の疲れがたまっていた様だ。それを察した相方が、今日は明日に備えて体を休めようと提案してくれた。その日は日曜日で、空いているお店も少ないらしく、休息日にちょうどよかった。僕も大賛成だった。普通なら、折角旅行で海外に来ているのに、ホテルで1日過ごす事はしないだろうが、買い付けとなるとそうはいかない。結構過酷だ。

    フランスに到着してから数日しかたっていないが、色んなことを怒涛のように体験した。午後は、相方は買い付けた素材の整理を(この時点ですごい量になっていた)、僕はipadでいつもやっているトレーニングをYouTubeで観ながらやったりして体をリセットした。明日は、パリの北のほうにある蚤の市に店舗がある資材店に行くアポイントを入れている。また気を引き締めて行かないといけない。明日に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第45話】BYスタッフE

    深夜タクシーに乗車した話の続きです。早速荷物(この日も大きなスーツケース一つあった)をトランクに積み込み、滞在先のパリ市内に向けて出発した。この時のドライバーは、言葉数が少なく愛想があまり良くない。ライジオをかけながら、猛スピードで運転する。パリのちょうど東の郊外からパリの西側にある滞在先へ、恐らくパリの周りをグルッと回っている環状道路を走行しているのだろうと想像する。深夜なので、車の往来も少なかったのだが、とにかく猛スピードで走行する。僕も車を運転をするので、体感的には120キロ以上は軽く出ているたと思う。フランスでの速度の速度制限が何キロか知らないが、それでも周りの車を一瞬で追い越すあたり、かなりの速度だということは理解できる。日本では確実にNG行為だ。

    しかし、猛スピードの甲斐あってか、思っていたよりも早く滞在先付近に来ていた。そして無事滞在先の建物前に到着し、請求された料金を相方が支払った。するとタクシーの運転手はお釣りを少な目に返してきたらしい。その差額は3ユーロほどだったらしいが、相方は「は?」といった顔で運転手を見た。すると運転手は、なんか文句あるのかと言わんばかりに相方の顔を見た。僕はそのやりとりを見て、相方にもういいから、、早く降りよう、、と身振りで伝え、相方は不服そうだったが、まあいいわという感じで、少ないお釣りを受けとった。この運転手は、チップを事前に差し引いて返してきたつもりだったのかもしれない。しかし相方が運転手にチップとして支払うつもりだったのは、彼が勝手に差し引いた金額よりも多かったのだ。深夜で、スピードを出し過ぎてはいたが、最短ルートで走ってくれたのは有り難かったので、昼間よりも多めにチップを払おうとしていた。この運転手は少し損をしてしまった訳だ。しかし、チップとは、心地よいサービスを提供してくれた事への心付けなのだから、最初から取るのはどうかと思うが、こういう時は、負けて勝つというのか、賢く対応するが勝ちだと思った。とにかく、深夜のタクシーにはご注意を。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第44話】BYスタッフE

    以前のブログで、夕方のタクシーに乗ってパリ市内の東側から西側の滞在先まで帰宅したことを書いたのだが、その時の運転手さんを始め、昼間のタクシー運転手は皆「お父さん」というイメージの方が多かった。僕の主観になってしまい、うまく表現できないが、何となく、皆さん家族をお持ちの雰囲気があった。ただし、深夜帯になると雰囲気が一変する。まず、タクシー乗り場に到着した時に「えっ!?」と思ったのが、明らかに運転手が手にしているアルミ缶はアルコール飲料だった。何故そうだと分かったのかというと、そのアルミ缶は滞在先近くのスーパーで見たことがあったのだ。つまり、待機中にアルコールを飲みながら乗客を待っているという状態だ。これは日本ではありえない。少し不安な気持ちを抱えたままタクシーに乗車した。次回に続く、、。