神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第34話】BYスタッフE

夕食に招待して頂いた、パリの東側の郊外に住む相方の友人宅へ到着し、家の前の素晴らしい景色にしばし見とれた。そして、いざ家の中へ。綺麗に手入れされた、要所要所に素敵なオブジェが飾られた、素敵な庭を通って室内へ。パリでは一軒家が殆どなく、道路からすぐにアパルトマンの重い門を押し開けて建物に入るが、ここは庭も素晴らしく、本当に素敵なお家だった。僕は、日本の武家屋敷の様な家に憧れているが、こんな素敵な洋風の家もいいなぁと思った。

中に入ると、既に数人のご友人が来られていて、僕たちを笑顔で迎えてくれた。しばし玄関で挨拶と自己紹介タイムが始まり、僕は言葉が分からないので、終始笑顔でいる事に努めた。相方が、僕や自分の紹介を終えると、皆さんニコニコと僕に握手を求めてきた。フランスでは、ハグやビズ(頬にキスをする)の習慣があると聞いていたが、そんな習慣に全く慣れていない僕は正直不安だったが、初対面ではいきなりハグやビズではなく、特に初対面の男性同士は、握手をする様だ。

一通り挨拶も終え、家の中でしばしくつろぐように言われた。こちらのお宅は本当に家具や調度品もお洒落で、インテリア雑誌に出てきそうなお家だった。他にもご招待されているご友人がおられる様で、皆揃うまでの時間をそれぞれ過ごした。ご招待頂いたご夫婦は、ご主人がドイツ人、奥さんがフランス人だった。このご夫婦は、相方が長年仕事を通して付き合いがあったドイツ人の刺繍アーティストのご友人だ。そんな訳で、この夜は、フランス、ドイツ、日本の3国間パーティーになった。次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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