問屋街での買い付け&散策に疲れ、休憩を取るためにカフェ入った。朝にしっかりと朝食を食べていたので、飲み物を頼んだ。テラス席に座っていると、急に豪雨が降り出した。フランスの天候はとても変わりやすい。この豪雨も30分くらいで止み、また晴れ間が広がった。滞在中に、この天候の変化に僕たちも随分困らされた。朝どれだけ晴れていても、鞄に折り畳み傘を入れておかれることを強くお勧めする。しかし、フランス人は少々の雨では傘をささない。結構ずぶ濡れでも傘をささずに歩いている。この雨はまたすぐ上がることを知っているからだろう。
話を戻して、フランスのカフェのテラス席は、基本どこでも喫煙できる。僕にとってはありがたいが、隣の席にタバコを吸わない人や子供やお年寄りなどがいたら、煙を吐き出す時にはとても気を使う。しかし、フランス人は結構お構いなしだ、、。相方はタバコを吸わないが、隣の席のフランス人はお構いなくタバコをふかしていて、煙が相方の顔にフワー、フワーとかかっている。僕が気を使ってしまう。以前、仕事の出先で、喫煙可能な飲食店に入って、食後にタバコを吸っていた時のことだ。隣の席から「せ〜の!…」という声が何度か聞こえてきて目をやると、母親が子供に、「せ〜の!」と声をかけたかと思うと、母親と子供二人で一斉に鼻をつまんだのだ。つまり、僕がタバコの煙を吐くタイミングで鼻をつまむを繰り返していた、、。禁煙可能な飲食店をわざわざ選んで入っているのに、日本ではこの有様だ、、。その点、フランスは喫煙者にとってはとてもありがたい国だが、タバコを吸わない方はその事を肝に銘じて置かれた方が良いかもしれない。次回に続く、、。