パリ郊外の街に住む、相方の知人宅のディナーパーティーに招待された話の続きです。到着してから会食開始までに既に3時間ほどが過ぎた、、。相方とそのご友人との間に色々と用事があったのもあるが、あまりの夕食の開始時間の遅さに、正直疲れていた。日本ならきっと、そろそろおいとまする時間だろう、、。
言葉のわからない僕は勧められるまま、会食が始まるまでに瓶ビール3本とワインを1杯を飲んでいた。この時点で、僕にとっては十分すぎる程の酒飲量だった。僕の眠気は限界に到達していたが、それとは反比例して、周りの人たちのボルテージは上がっていく。もともと、僕は仕事の同僚に誘われても、ほとんど飲みに行くことをしない。仕事が終れば即座に帰宅するタイプである。昔からそうだった。社会人になってからもバスケットボールをしていたので、早く帰ってトレーニングやランニングをしたかった。その代わり朝は人よりも随分早く出社し、午前中には社内でのその日の業務を終わらせるといった感じで、自分の時間と早めの準備&行動を大事にするほうだ。話はそれたが、こんな僕にとっては、この夜はとにかく長かった。会食が始まる前に、そろそろ終電の時間や、どうやって滞在先まで帰ろうかと気がかりで仕方がなかった、、。次回に続く、、。