• 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第68話】BYスタッフE

    明日はいよいよフランスを発つ日だ。ホテルに戻る前に、いつも買い物をしていたスーパーに立ち寄った。そういえばお土産らしいお土産を買っていなかったので、相方がチョコレートや焼き菓子を買った。日本のスーパーでは売っていないメーカーのチョコレートや箱のおしゃれな焼き菓子はお土産としてちょうど良いらしい。ホテルに戻ってシャワーを浴びて早めに就寝した。前にも書いたかもしれないが、フランスでの滞在は、週単位で借りられるアパルトマン(ワンルームか2ルームマンションの様なもの)をメインに、滞在日数があと数日になったらホテルに移動するのがオススメだ。滞在中、買い付けなどで昼間ほとんど外に出ているので、食事はスーパーなどで食材を買い込んでゆっくりと滞在先で頂くのが僕たちのスタイルには合っていた。今回は1日延長したので、急遽ホテル滞在になったが、旅の思い出に素敵なホテルに1−2泊するのも良いと思った。アパルトマンの小さなバスルームではなく、ホテルの広々としたバスルームに、大きくてフカフカのベッドはやはり最高だ。明日はまた朝から移動&飛行機(僕は極度に乗り物酔いするので今から緊張している)なので、ゆっくり休もうと思う。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第67話】BYスタッフE

    パリ滞在最終日もよく動いた。ホテルの最寄駅に着くとホッとする。ホテルに夕食は付いていないので、僕たちは荷物を置いて、近くのレストランを探した。数日前まで滞在していたアパルトマンの前を通った時、窓を見上げると明かりがついていた。もう既に他の滞在者が居ることがわかった。あの小さなキッチンが付いた部屋で、スーパーの食材を買ってきて自由気ままに食べて呑んでいた頃が恋しくなった。しかし、明日はもう空港に向けて出発しないといけない。アパルトマンを通り過ぎて少し歩いた所にあるブラッスリー(日本で言う居酒屋のようなところらしい)に入った。既に数人のお客さん達がワインを呑みながら食事をしていた。僕たちは奥の席に通された。ファミレスの様な長椅子に滑り込む様に座るのと同時に、この店を仕切っているらしいムッシューがメニュー表を持ってきた。僕はメニューが全くわからないので、相方に全てお任せした。相方は糖質制限をしていた僕に気を遣ってくれたのか、前菜には生ハムや肉のパテ、サラダなどが盛り付けられたプレートを、メインには牛ステーキを頼んでくれた。こちらのステーキの牛肉は赤身肉だ。肉は柔らかく、甘酸っぱいソースがかかっていて美味しかった。1日の疲れが吹っ飛んだ。その後赤ワインをカラフェで2回お代わりして、パリ最後の食事は終了。12時間後には空港に向かうバスの中だ。ほろ酔いでホテルに戻った。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • information <お知らせ>

    4月の店舗営業日のお知らせ

    いつもブログをお読みいただき、有難うございます。

    4月に入り、日中は随分暖かくなり桜が見頃ですね。ここ神戸では、コロナウィルスの感染拡大状況が油断の許せない状況が続いております。今月も引き続き、神戸北野のアトリエ&ショップは毎週土曜日のみをオープンさせて頂きます。早く皆様にご安心してお出かけいただける日が戻ることを心待ちにしながら、、はやる気持ちを抑えております。

    つきましては、今月の営業日は、

    4/3(土)12:00〜17:00

    4/10(土)12:00〜17:00

    4/17(土)12:00〜18:00

    4/24(土)12:00〜17:00

    です。*第3土曜日4/17は18:00迄営業致します。

    お近くにお越しの際は是非お立ち寄り頂けましたら幸いです。

    引き続き、皆様もお気をつけてお過ごし下さい。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第65話】BYスタッフE

    僕たちはゆっくりと次の目的地に向かって歩き出した。途中、相方が立ち寄りたかった「Jacques Genin」と言うチョコレート屋さんに立ち寄った。僕にはそこがどこなのか全く分からなかったが、どうやらマレ地区らしい。昔(と言ってもそんな遠い昔ではないが)相方が、この界隈の素材屋さんのオーナーに、このチョコレート屋さんがオープンした頃に連れて行ってもらった事があり、それ以来パリに行くたびに日本へのお土産に買いに来るそうだ。日本では買う事が出来ないらしく、とても個性があって美味しいチョコレート屋さんらしい。お土産用に小さい箱にチョコレートを詰めてもらった。次の立ち寄り店は「Merci」と言うセレクトショップだった。ここもチョコレート屋さんから徒歩で行ける距離にあった。大きな建物内には、洋服のコーナー、雑貨や家具、カフェまであって、一日過ごせそうだ。中には日本のメーカーのものもあった。相方とゆっくりと店内を見て回った。そしてそろそろ時間も午後3時を回った。次の目的地に向かう為、店を出た。次の目的地というのは、11区にあるアクセサリーショップだった。相方が以前からお店でアクセサリーの取り扱いを希望していたお店だ。日本にいるときに事前にメールでアポイントの予約連絡をしていたが、返信がなかった為に訪問するのを躊躇していたが、相方は諦めきれず、突貫で訪問する事にした。僕は、事前のメールに返事がないのに訪問するのは良くないと、何度も引き止めたが、一客としてお店に買い物に行くだけなら、、と、通常営業の時間をねらって行ったのだ。そのお店までは、徒歩で向かった。Merciから北上し、レピュブリック広場を横切りさらに東北方向へと歩いていく。20分くらい歩いただろうか、この界隈に日本人の姿は見られなくなった。この道であっているのか不安になり始めた頃お店に辿り着いた。時間はまだアポイント制のお客様向けの時間帯だったので、店の外で待っていた。するとオーナーらしき女性が出てきて相方に話しかけた。相方は、アポイントのメールを送ったが返信がなかったので普通に買い物をしに来た経緯を説明した。僕は内心大丈夫かとドキドキしていたが、オーナーは快く受け入れたくれた。と言うのも、僕なら間違い無く今回のような場合訪問していなかった(ビジネスマンなら取引依頼のメールを送って返信がなかったらお伺いする事は絶対にしないから)が、今回の相方の場合は諦めない事が吉だった。どうやらメールの不具合で相方の送ったメールを確認できていなかったそうだ。やれやれ、僕たちは、前のお客様の邪魔にならない様にお店の中で待たせてもらった。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第62話】BYスタッフE

    昨夜は友人との楽しいアエリティフの後に、友人が駐車禁止の切符を切られるというハプニングに見舞われた。気を抜かず、今日1日を乗り切らなければ、、。フランスに来てからというもの、この数日は手に入れた資材を日本に送る為、買い付けた資材の梱包→郵便局→資材の梱包を繰り返していた。いよいよ滞在日数が今日を入れてあと2日になった(出国日は朝から空港に移動なので正確にはあと1日)。相方は、今回のフランス滞在で是非とも訪問したい場所がまだ2箇所あった。しかし資材の出荷作業がまだ終わっていない、、。今回は諦めたほうがよさそうだな、、と思っていた矢先、相方が、急遽滞在日数を延長すると言いだした。幸い、航空券をフレックス(延長料金を払えば、帰りの搭乗日を変更できる航空券)を買っていた。早速相方がエールフランスに電話をし、幸い帰りの便にまだ空きがあった為、1日延長できた。そして1泊分の滞在先の確保も直ぐに手配した。僕は、相方の「これがしたい!」「こうしたい!」というときのパワーにいつも驚かされる。あっという間に滞在日数の延長の手配が済んだ。

    ということで、フランスに滞在できる時間を1日分確保した僕たちは、また手際よく荷物を郵便局に運んでいった。そして遂に最後の荷物を運び終えた。合計14箱のコリッシモを運び終えた時、なんとも言えない達成感だった。郵便局員の方にはすっかり顔を覚えられ、名残惜しい気持ちさえした。明日は滞在先からホテルへ移動、相方の用事2件、、最終日まで気が抜けない。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • information <お知らせ>

    2月の営業日のお知らせ

    いつもブログをお読みいただき、有難うございます。

    コロナウィルス感染拡大状況と兵庫県下に緊急事態宣言発令の状況を鑑みて、今年に入ってからの神戸北野の店舗営業を自粛させて頂いておりました。まだまだ気が抜けない状況でありますが、お客様から実物をご覧になられたいとのお声も頂いており、今月2月は営業予定日を数日設けさせて頂くことに致しました。

    つきましては、以下の日程でお店を開けますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りいただけましたら幸いです。

    2/13(土)12:00−17:00

    2/20(土)12:00−18:00

    2/27(土)12:00−17:00

    ご来店の際は、マスクのご着用、手指の消毒にご協力をお願い致します。店内空気清浄機を作動の上、お客様がご入店の際は換気の為、扉を開けたままにさせて頂きます。どうぞ暖かくしてご来店頂きます様お願いを申し上げます。

    引き続き、皆様お気をつけてお過ごしください。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第61話】BYスタッフE

    今日も一日中滞在先と郵便局を往復したので、ヘトヘトだった。今日は相方の長年来の友人のパートナーの男性と夕方に会う予定が入っていた。この方は、この旅で相方の知人宅にお招き頂いた際に出会った方だった。日本に帰国する前にもう1度会おうと約束していたのだった。

    夕方になり滞在先の近くまで来てくれた。滞在先の近くのカフェは夜になるとバーの様な仕様になる。3人ともビールから始まり、その後はワインを生ハムのプレートやスナックをつまみに呑んだ。滞在先の近くに立地するカフェだったので安心してお酒を楽しんだ。話は弾み(会話は全て相方が訳してくれた)、色んなことを話した。フランス人は話すことが好きだ。しかしフランスに来て、夕食に招かれたりして感じたことは、フランスの方は見識が広いということだ。国内外の情勢や文化にまで会話が及ぶ。

    夜9時前になり、彼は時計を見ながらこの後会社の上司に食事に招待されているからそろそろ行かなきゃ、、と言った。え、今から??そうだ、フランス人の夕食は遅いんだった、、。しかも彼は車で来ていた、、。以前にも書いたが、フランスでは少量のアルコールならば飲酒運転にはならないらしい、、。別れを惜しみつつ、彼が車を止めているところまで3人で歩いていく、、と、路駐かい!!そして車のフロントガラスのワイパーに【駐車違反の紙】が!!!

    飲酒には寛容だが、路駐には厳しい、、。まだまだ帰国するまで気は抜けないぞと、一気に酔いが覚めたのだった、、。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第59話】BYスタッフE

    購入した材料を日本に送るべく、僕たちは昨日から郵便局を何往復もしている。材料のビーズの仕分けに必要なジップ付きのビニール袋が大量に必要になる事を予想して、僕たちは休息日と決めた数日前の日曜日に【MONOPRIX】というスーパーに行っていた。今日はその時の事を書こうと思う。滞在先から徒歩で20〜30分くらいの、シャンゼリゼ通りにあるMONOPRIXは日曜日でも空いているのでとても便利だ。結果から言うと、ジップ付きのビニール袋は日本で大量に買って持参してくる方が良い。こういう類の、日本なら100均や文具店で直ぐに手に入る様な物が、フランスではなかなか見つけにくいのだ。MONOPRIXでも、探すのにとても苦労した。店員さんに聞いてようやく衛生用品や台所周りの商品売り場にある事がわかった。これはいわゆる食品を保存するジップ付きのビニール袋だったが、大きさがいろいろあったので、これで良しとすることにした。日本の100均や文具店で売っている様なジップ付きのビニール袋は、相方曰く【BHV】(ベー・アッシュ・ベー)の様なクラフト用品や日曜大工、インテリア雑貨等を扱う、日本で言うロフトや東急ハンズの様な大型店に行かないと売っていないかもしれないとの事だった。無事に食品保存用のジップ付きビニール袋を大量に購入し、滞在先に戻りながらシャンゼリゼ通りを散歩した。ふと目をやると、前方にフランスの警察官の姿が。しかも大人数で。相方曰く、以前より見回りの警官が増えたということだ。そのいでたちは、アメリカ映画に出てくるSWATのような格好で、実際に見ると迫力があった。そして彼らが持っている銃はランボーが持っていそうな【サブマシンガン】だ!日本では考えられない。しかも、銃をもっているその指はトリガーにかかっている。え?それって少し指に力を入れれば玉が発射される常態じゃないの!?安全装置は解除されてないでしょうね!?間違って打っちゃったじゃすまへんで!!等々が頭の中をよぎり、それを相方に必死で伝えながら警察官の側を通過する。怖さのあまり挙動不審で、もし警官に声をかけられたらどうしよう、、カバンの中には大量のジップ付きビニール袋が入っている。何の為にこんなに必要なんだと問われたら、、等考えながら必死で平静を装った。ああ、ここはやはり日本ではない、フランスなんだと再認識しつつ、そんな僕を気にせずにツカツカと早足歩きで歩いていく相方を小走りで追いかけた。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第58話】BYスタッフE

    郵便局を3往復した日の夜、僕たちは、パリに住む相方の友人に会う約束をしていた。その友人の住むお宅に伺うことになっていたのだが、僕も相方も、一日中重たい荷物を郵便局に運んでヘトヘトだった。まだ明日も同じ様な作業が待っていることを考え、僕たちが滞在している小さなアパルトマンに来てもらうことにした。フランスに来てからというもの、毎晩何かしらのワインを飲むようになった。というのも、スーパーで売られている手軽な値段のワインがとても美味しいのだ。しかし今日は相方の友人に来てもらうのだからと少し張り込んで赤ワインとつまみを買った。

    その友人と相方とは大学時代からの仲で、大学時代は二人とも英語を専攻していたそうだ。それぞれに学年も違ったが、他学科の授業を受けられるプログラムがあり、たまたま同じフランス語のクラスを受講したのがきっかけで友達になったそうだ。その後、フランスに語学留学をしに行った相方と、スイスへホテリエ(ホテルで働くための知識や実践を学ぶ)の学校に留学をしに行った友人、それぞれ進路は違えど、僕からしてみれば二人の趣味や嗜好は似ていると思った。その後、友人はフランス人の男性と知り合い、ご結婚されてフランスに住んでいる。相方にしてみれば彼女がパリに住んでいることで、毎回のフランス買い付け旅行も有意義になったに違いない。事前にこんな情報を聞いていたので、実際に彼女に会うのが楽しみだった。

    前にも話したが、フランス人はアペリティフ(食前酒)の時間を楽しむ。ご友人もご家族がいらっしゃるので、アペリティフだけお邪魔するわね!との事だった。しばし今日一日の疲れを忘れて、僕もご相伴にあずかろう。次回に続く、、。

  • information <お知らせ>

    12月の営業日のお知らせ【訂正】

    いつもブログをお読みいただき有難うございます。

    昨日投稿致しました営業日、時間のお知らせに訂正がございましたので再度訂正しアップさせて頂きます。12月は以下の日程、時間で営業を予定しております。

    12/4(金)11:30〜16:30

    12/5(土)12:00−17:00

    12/11(金)11:30−16:30

    12/12(土)12:00−17:00

    12/18(金)11:30−16:30

    12/19(土)12:00−18:00 *第3週目の土曜日のみ18:00迄営業致します。

    12/25(金)11:30−16:30

    12/26(土)12:00−17:00

    ウィルス感染拡大の状況に応じで、臨時休業させていただく場合がございますので、ご来店の際はインスタグラム又は本ブログでご確認頂きます様お願い致します。感染対策をしっかりして営業させて頂きます。ご来店の際にはマスクのご着用、ご入店前の手指の消毒にご協力をお願い致します。

    引き続き、皆様もお気をつけてお過ごし下さい。