神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第71話】BYスタッフE

シャルルドゴール空港までのバスは、幾つかの停留所で止まる度に乗客があり、最終的にはほぼ満席状態だった。バスが停車する度に荷物の出し入れをする係の従業員がいるのだが、スムーズに出し入れできるように上手く積み込まれていて感心する。一時間ほど走り、空港内へ入るも、空港内をぐるぐる走行し、結構な距離と時間をかけ、やっと僕たちの下車するゲートに着いた。関西国際空港へのリムジンバスは確か第1(国際線出発フロアはこちら)、第2ターミナルの2カ所し発着場所がないが、こちらはそうはいかない。自分の下車するターミナル(1か2)と搭乗ゲートを確認しておかなければいけない。日本へはターミナル2Eで下車する。今回は、空港で済まさないといけない免税手続きはなかったので、空港に着いてすぐにチェックインをと、自動チェックイン機待ちの列に並んだ。そして直ぐさま出国ゲートに向かった。空港内には色んな店が入っているが、相方は前回の出国ゲート前での大混雑が今でもトラウマのようで、早く出国ゲートに入りたがっていた。無事ボディチェックを済ませ、ゲータ内に入れた。出発までまだ随分と時間があったので、軽く昼食をとることにした。出発ゲートを入った中にも、免税店やカフェなど、沢山のお店がある。回転寿司らしき店があり、テイクアウト用の寿司が並んでいた。そのほとんどがオレンジ色をしている。気になって見にいてみると、半分以上がサーモンののった寿司、巻き寿司の中にもサーモンが入っていた。こちらはサーモンの寿司が人気らしい。確かに、スーパーで売っているスモークサーモンは、ノルウェー産が多く、刺身と言っていいくらい肉厚で美味しかった。寿司屋の魚の種類が少ないのは、生で食べられる魚が限られるからかもしれない。フランスは硬水(日本な軟水)なので、生魚を美味しく食べられないとか、生魚を提供する場合は一度冷凍しないといけないとか(微生物などの殺菌の為)色んな事情があるのだと思われる。しかし、大きな寿司の入った容器を持って、家族で美味しそうに食べている光景を見ると、日本人として誇らしくなる。僕も腹が減ったが、今寿司を食べたいとは思わなかったので、サンドイッチを買って食べた。そのあとコーヒーを飲んで、家族への土産に「メゾンドショコラ」のスタンドでチョコレートを買った。僕たちからすると、恐ろしくシンプルな包装で手渡された(箱に直接にチョコレートが入っている。そしてそれ以上の包装はない。賞味期限は1ヶ月ほどと書いてあるが、密封状態でなく大丈夫か、、と心配になる。紙袋には入れてくれる)。まあ、この辺のお国事情は仕方ない。次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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