• information <お知らせ>

    4月の店舗営業日のお知らせ

    いつもブログをお読みいただき、有難うございます。

    4月に入り、日中は随分暖かくなり桜が見頃ですね。ここ神戸では、コロナウィルスの感染拡大状況が油断の許せない状況が続いております。今月も引き続き、神戸北野のアトリエ&ショップは毎週土曜日のみをオープンさせて頂きます。早く皆様にご安心してお出かけいただける日が戻ることを心待ちにしながら、、はやる気持ちを抑えております。

    つきましては、今月の営業日は、

    4/3(土)12:00〜17:00

    4/10(土)12:00〜17:00

    4/17(土)12:00〜18:00

    4/24(土)12:00〜17:00

    です。*第3土曜日4/17は18:00迄営業致します。

    お近くにお越しの際は是非お立ち寄り頂けましたら幸いです。

    引き続き、皆様もお気をつけてお過ごし下さい。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第65話】BYスタッフE

    僕たちはゆっくりと次の目的地に向かって歩き出した。途中、相方が立ち寄りたかった「Jacques Genin」と言うチョコレート屋さんに立ち寄った。僕にはそこがどこなのか全く分からなかったが、どうやらマレ地区らしい。昔(と言ってもそんな遠い昔ではないが)相方が、この界隈の素材屋さんのオーナーに、このチョコレート屋さんがオープンした頃に連れて行ってもらった事があり、それ以来パリに行くたびに日本へのお土産に買いに来るそうだ。日本では買う事が出来ないらしく、とても個性があって美味しいチョコレート屋さんらしい。お土産用に小さい箱にチョコレートを詰めてもらった。次の立ち寄り店は「Merci」と言うセレクトショップだった。ここもチョコレート屋さんから徒歩で行ける距離にあった。大きな建物内には、洋服のコーナー、雑貨や家具、カフェまであって、一日過ごせそうだ。中には日本のメーカーのものもあった。相方とゆっくりと店内を見て回った。そしてそろそろ時間も午後3時を回った。次の目的地に向かう為、店を出た。次の目的地というのは、11区にあるアクセサリーショップだった。相方が以前からお店でアクセサリーの取り扱いを希望していたお店だ。日本にいるときに事前にメールでアポイントの予約連絡をしていたが、返信がなかった為に訪問するのを躊躇していたが、相方は諦めきれず、突貫で訪問する事にした。僕は、事前のメールに返事がないのに訪問するのは良くないと、何度も引き止めたが、一客としてお店に買い物に行くだけなら、、と、通常営業の時間をねらって行ったのだ。そのお店までは、徒歩で向かった。Merciから北上し、レピュブリック広場を横切りさらに東北方向へと歩いていく。20分くらい歩いただろうか、この界隈に日本人の姿は見られなくなった。この道であっているのか不安になり始めた頃お店に辿り着いた。時間はまだアポイント制のお客様向けの時間帯だったので、店の外で待っていた。するとオーナーらしき女性が出てきて相方に話しかけた。相方は、アポイントのメールを送ったが返信がなかったので普通に買い物をしに来た経緯を説明した。僕は内心大丈夫かとドキドキしていたが、オーナーは快く受け入れたくれた。と言うのも、僕なら間違い無く今回のような場合訪問していなかった(ビジネスマンなら取引依頼のメールを送って返信がなかったらお伺いする事は絶対にしないから)が、今回の相方の場合は諦めない事が吉だった。どうやらメールの不具合で相方の送ったメールを確認できていなかったそうだ。やれやれ、僕たちは、前のお客様の邪魔にならない様にお店の中で待たせてもらった。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第64話】BYスタッフE

    この日はメトロ1番線に乗って最初に下車したのはパリ1区に位置するパレロワイヤルと言う駅だった。相方が大好きな”Tsé&Tsé Associées”と言うアーティストのお店があるということで、是非とも立ち寄りたかったらしい。今回のフランスが初めての僕は、初日から相方の仕入れや友人宅に伺ったりして、ある意味観光地でない場所ばかりを訪れていた。一番最終日にザ観光地に来たらしい。通りには、エッフェル塔の置物やキーホルダーなど、お土産物屋さんが立ち並ぶ。相方が行きたかったお店は、大通りを少し入ったところにあった。相方に続いて中に入ると、「こんにちは!」と、日本人の店員さんが出迎えてくれた。なるほど、日本人のファンが多いのかな、、と思い、作品を一通り眺めた。相方は一つ一つ丁寧に眺めて、店員さんにお話を伺っていた。相方は一通り作品を見終わって、お目当の花瓶を購入し満足したようだった。お店を出ようとすると、店員さんにスリに気をつけてください、と言われた。最近この界隈ではスリが多発しているというのだ。観光客の多い場所はやはりスリも多いらしい。肝に銘じよう。

    もう一度地下鉄に戻り、1番線で次の目的地であるサンポール駅に向かう。ここは、相方のビジネスパートナーが以前にお店を出していた場所にも近く、ランチをしてこの界隈を散策することにした。パリ3−4区に位置するサンポール駅界隈は、さっきのパレロワイヤル界隈に比べると観光客よりも近隣住民の方が多い印象だ。そしてオシャレな個人店やカフェが立ち並ぶ。そして相方がヴォージュ広場まで案内してくれた。公園の周りに回廊があって、ギャラリーやカフェが立ち並ぶ、とても綺麗な場所だ。この角に位置するカフェレストランに入った。ウェイターが忙しそうに動いていた。相方が外の席が良いわといい、回廊に設置された席に座った。その日の日替わりランチメニューが美味しそうだったのでそれを頼んだ。僕はすっかり(赤)ワイン好きになったので赤ワインを、相方はロゼを頼んだ。しばらく待つと、なんとも美味しそうな食事が運ばれてきた。今日の日替わりランチのメインは鳥肉のカレークリーム煮、サフランライス付きだった。僕は無類の白米好きだが、この料理にはパサっとしたお米がバッチリ合っていて美味しかった。結構ボリュームがあったので満足して、食後のコーヒーを頂いて終了かと思いきや、コーヒーと共に、3種類のケーキ類が一つのプレートに盛られてきた。そう言えば、メニューに、ランチにはCafé gourmand(カフェ・グルマン)付きと書いてあったことを思い出した。これは、コーヒー(エスプレッソのような小さいザイズの濃いコーヒー)に小さいデザートが何品か付いて出てくるものを言うらしい。僕は、この時のデザートのケーキの美味しさにビックリした。正直、普段ケーキをあまり食べないが、この時のケーキはどれも美味しかった。しっかり甘いのに、後に残る嫌な甘さではなく、日本ではなかなか味わえない味だった。このランチメニューは一人辺り15ユーロほどだった(ワインは別計算で)。とても満足できた。さて、お腹も膨れ、お酒も入ってゆっくりしたいところだが、もう一つ大事な用事が残っていた。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • information <お知らせ>

    3月の営業日のお知らせ。

    いつもブログをお読みいただき、有難うございます。

    今月の神戸北野の店舗営業日のお知らせです。兵庫県も緊急事態宣言が解除されましたが、変異種も蔓延しており、まだまだ気が抜けない状況でございますので、引き続き店舗の営業は土曜日に限定させて頂きます。つきましては、以下の日程で営業を予定しております。

    3/6(土)12:00−17:00

    3/13(土)12:00−17:00

    3/20(土)12:00−18:00

    3/27(土)12:00−17:00

    ※上記の通り、第3土曜日は18時まで営業させて頂きます。

    今月より、春物もそろそろ出そうと思っております。(春物はインスタグラムでもご紹介させて頂いておりますので、是非ご覧下さい。)

    お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り頂けましたら幸いです。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第63話】BYスタッフE

    1日滞在日数を延長した僕たちは、翌朝滞在先を移動しなければならなかった。今まで滞在していたアパルトマンは、既に僕たちが予約していた最終日の翌日には新しい滞在者が来るとのことだったので、こちらは延長出来なかったのだ。相方が事前に、ネットで近辺のホテルを探し予約をした。僕たちが滞在していたエリアは空港までのバス乗り場が近く、翌日の移動を考えると、このエリアから離れたくなかったのだ。とはいえ、凱旋門付近は高級ホテルが多い。一泊の宿泊代もとても高価だ。日中はほとんど外出し、ホテルで過ごさない僕たちは、大通りから細い路地に入ったこじんまりとしたホテル(Hôtel du Bois)を見つけた。こじんまりしたと言っても、やはりパリ8区に位置する3つ星ホテルだ。品があって、内装もセンスが良かった。部屋はそんなに広くはなかったが、大きなふわふわのベッドに、大きなバスルーム(今までのアパルトマンはバスルームが小さく不便だった)が付いていた。パリの地形は不思議だが、いつどこで坂になっていたのだろうか、、どうしてここに階段が?と思う様な事がある。このホテルも、凱旋門から放射線状に伸びているロリンストン通りを入ったところに位置していたが、ホテルの前を通過してヴィクトルユゴー大通りに出ようとすると、ホテルの前の階段を下る地形になっていた。そんな裏路地が素敵だと相方は言う。パリに一週間以上滞在するなら自分たちで調理ができるキッチン付きのアパルトマンを借りるのはとても便利で良いが、ホテルに数泊するのも良いものだと思った。

    僕たちはチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いて即座に出発した。いつものように凱旋門の横を通り、地下鉄の入り口へ向かった。改札口を飛び越える無賃乗車の若者を見てももう僕は驚かなかった。今日はまず1番線に乗る。今まで乗車したメトロの線の中で一番綺麗だった。スリが多いから注意したほうが良いと相方に言われたが、明らかに今まで乗車した線のほうが薄暗く、スリにあってもおかしくなさそうだった、、。が、気を抜かずにあと1日過ごそうと思った。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第62話】BYスタッフE

    昨夜は友人との楽しいアエリティフの後に、友人が駐車禁止の切符を切られるというハプニングに見舞われた。気を抜かず、今日1日を乗り切らなければ、、。フランスに来てからというもの、この数日は手に入れた資材を日本に送る為、買い付けた資材の梱包→郵便局→資材の梱包を繰り返していた。いよいよ滞在日数が今日を入れてあと2日になった(出国日は朝から空港に移動なので正確にはあと1日)。相方は、今回のフランス滞在で是非とも訪問したい場所がまだ2箇所あった。しかし資材の出荷作業がまだ終わっていない、、。今回は諦めたほうがよさそうだな、、と思っていた矢先、相方が、急遽滞在日数を延長すると言いだした。幸い、航空券をフレックス(延長料金を払えば、帰りの搭乗日を変更できる航空券)を買っていた。早速相方がエールフランスに電話をし、幸い帰りの便にまだ空きがあった為、1日延長できた。そして1泊分の滞在先の確保も直ぐに手配した。僕は、相方の「これがしたい!」「こうしたい!」というときのパワーにいつも驚かされる。あっという間に滞在日数の延長の手配が済んだ。

    ということで、フランスに滞在できる時間を1日分確保した僕たちは、また手際よく荷物を郵便局に運んでいった。そして遂に最後の荷物を運び終えた。合計14箱のコリッシモを運び終えた時、なんとも言えない達成感だった。郵便局員の方にはすっかり顔を覚えられ、名残惜しい気持ちさえした。明日は滞在先からホテルへ移動、相方の用事2件、、最終日まで気が抜けない。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

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    2月の営業日のお知らせ

    いつもブログをお読みいただき、有難うございます。

    コロナウィルス感染拡大状況と兵庫県下に緊急事態宣言発令の状況を鑑みて、今年に入ってからの神戸北野の店舗営業を自粛させて頂いておりました。まだまだ気が抜けない状況でありますが、お客様から実物をご覧になられたいとのお声も頂いており、今月2月は営業予定日を数日設けさせて頂くことに致しました。

    つきましては、以下の日程でお店を開けますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りいただけましたら幸いです。

    2/13(土)12:00−17:00

    2/20(土)12:00−18:00

    2/27(土)12:00−17:00

    ご来店の際は、マスクのご着用、手指の消毒にご協力をお願い致します。店内空気清浄機を作動の上、お客様がご入店の際は換気の為、扉を開けたままにさせて頂きます。どうぞ暖かくしてご来店頂きます様お願いを申し上げます。

    引き続き、皆様お気をつけてお過ごしください。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第61話】BYスタッフE

    今日も一日中滞在先と郵便局を往復したので、ヘトヘトだった。今日は相方の長年来の友人のパートナーの男性と夕方に会う予定が入っていた。この方は、この旅で相方の知人宅にお招き頂いた際に出会った方だった。日本に帰国する前にもう1度会おうと約束していたのだった。

    夕方になり滞在先の近くまで来てくれた。滞在先の近くのカフェは夜になるとバーの様な仕様になる。3人ともビールから始まり、その後はワインを生ハムのプレートやスナックをつまみに呑んだ。滞在先の近くに立地するカフェだったので安心してお酒を楽しんだ。話は弾み(会話は全て相方が訳してくれた)、色んなことを話した。フランス人は話すことが好きだ。しかしフランスに来て、夕食に招かれたりして感じたことは、フランスの方は見識が広いということだ。国内外の情勢や文化にまで会話が及ぶ。

    夜9時前になり、彼は時計を見ながらこの後会社の上司に食事に招待されているからそろそろ行かなきゃ、、と言った。え、今から??そうだ、フランス人の夕食は遅いんだった、、。しかも彼は車で来ていた、、。以前にも書いたが、フランスでは少量のアルコールならば飲酒運転にはならないらしい、、。別れを惜しみつつ、彼が車を止めているところまで3人で歩いていく、、と、路駐かい!!そして車のフロントガラスのワイパーに【駐車違反の紙】が!!!

    飲酒には寛容だが、路駐には厳しい、、。まだまだ帰国するまで気は抜けないぞと、一気に酔いが覚めたのだった、、。次回に続く、、。

    ※このブログの内容は、2019年9月末〜10月上旬のフランス買い付け記録です。

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    1月の営業予定のお知らせ

    新年明けましておめでとうございます。日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

    激動の2020年から2021年の幕が開けました。本年はブランド創立20周年、神戸北野のアトリエ・ブティックは5周年を迎えます。これもひとえに皆様の温かいご支援の賜物と感謝いたしております。

    皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

    神戸北野のアトリエ・ブティックは昨年に引き続き、コロナ感染拡大防止対策としまして、(金)(土)のみの短縮営業を予定しておりましたが、本年に入ってからの感染拡大状況を鑑みて、今月前半の営業を一先ず自粛させて頂くことに致しました。

    次回の営業予定日は、1/16(土)12:00−18:00です。

    1月後半の営業予定日は追って、本ブログ又はインスタグラムでお知らせをさせていただきます。

    メールでのご注文やお問い合わせは随時受け付けております。お気軽にお問い合せ頂けましたら幸いです。

    皆様、引き続き呉々もお気をつけてお過ごしください。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第60話】BYスタッフE

    フランス仕入れ旅行も残すところ後2日となった。今日は朝から残りの資材を郵便局へ運ぶ。今回が初めてのフランス旅行の僕にとっても、先ずは資材の確保と日本への発送が最優先だと理解していたので、2、3日滞在先と郵便局の往復を繰り返す事は苦ではなかった。相方はどうかというと、、せっかくパリに来ているのに、朝から晩まで手に入れた資材の仕分けと出荷の作業に明け暮れるのが嫌そうだった。だが、ここは「選択と集中」が大事だということを相方に一生懸命説明し、最優先すべきは大切な資材を無事日本に届ける事だということを理解してもらいたかったのだ。だが相方は時間ギリギリに行動することの危険さを体験する事になる、、。この話は後日書こうと思う。

    前述の通り、Colissimoという箱を10箱買っていたが、どうしても後4箱足りなかった。今日は郵便局に2往復して、最後に足りない分のColissimoを買い足し、今日の力仕事は終了した。というのも、今夜はある人と会食の約束があったのだ。この方は、相方の長年来の友人のパートナーで、一緒に飲みたいと言ってきてくれたのだ。次回に続く、、。