• information <お知らせ>

    明日、明後日と8月の営業予定のお知らせ

    いつもブログをお読み頂き、有難うございます。

    明日7/31(金)、明後日8/1(土)は予定通り、11:30〜16:30迄、アトリエ・ブティックを営業させて頂きます。

    8月も引き続き、金、土のみ11:30〜16:30迄営業させて頂く予定でおります。(盆のお休みにつきましては、改めてお知らせ致します。)コロナウィルス感染拡大の状況によりましては、営業を自粛させて頂くこともございますので、ご来店の際は、予め本ブログ又はインスタグラムにてご確認下さい。

    ご来店の際は、マスクのご着用、店前に設置しております消毒液にて、て指の消毒をお願い致します。店内空気清浄機を設置の上、換気に努めて営業させて頂きます。ご来店の際は、呉々もお気をつけてお越し下さいませ。

    皆様、引き続きお気をつけてお過ごし下さい。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第23話】BYスタッフE

    何とか初日の仕入れを済ませ、無事に滞在先に帰宅した。パリに来てまだ1日目だが、既にクタクタだ、、。しかし、不思議なものだが、海外に訪れているとは言え、滞在先周辺まで帰ってくると、非常に安堵感が沸いてくる。今回僕たちが滞在先として選んだのは、短期滞在者向けのステュディオで、日本から申し込んでいた。ベッドルームに、小さなキッチン、トイレ、バスシャワー、洗濯機など、生活に必要なものが一通り揃っている。僕は、フランスは全くの初めてなので、フランスのホテルがどんな感じなのかは分からないが、僕はこの小さなステュディオが、この界隈を含め、気に入った。一階には、ポールダンススクールが入った建物の2階にあるステュディオだ。これも相方の見立てで、ビーズや材料を買い付けた時に重くなるであろう荷物の持ち運びがし易いように、エレベーター付きか、エレベーター無しなら2階迄との条件で探したのだ。スーパーや、郵便局が近くにあることも下調べで分かっていた(筈が、郵便局は見当違いだったのだが、、)。そして、今日一日の出来事を振り返りながら、ワインを呑んで相方が用意してくれた食事を食べ終わった瞬間、一瞬で眠りに落ちた、、。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第22話】BYスタッフE

    フランスの運転事情を目の当たりにし、やっと滞在先の建物の前に到着。パリは路面駐車が多い。狭い路地脇にも、ぎっしり路駐車が、、。運転手はその路駐車の横に、道を遮るように駐車した。そして支払い時に、運転手が要求した代金以外に、相方が少しチップを渡した。最初からチップを加算して請求くる運転手もいたが、この運転手は決してそんなことはせず、目的地目指して、一生懸命(他の運転手に対して暴言を吐きながらだったが、、)運転してくれたので、相方は気持ちよくチップを支払ったのだ。そして、やはり車から降りると、この運転手も優しいフランス紳士に戻り、後ろのトランクに積んだ、とてつもなく重い荷物を降ろしてくれた。僕はフランス語が話せないので、メルシーとだけ言って、両手を合わせた。運転手は、僕の肩をトントンと叩いた。またね!と言わんばかりに、、。そして、また凄い勢いで走り去っていった。

    フランス(パリ)の昼間の運転手はこういう感じだった。そして、僕たちが体験した、深夜のタクシー運転手の話は、また後々書こうと思う。次回に続く、、。

  • information <お知らせ>

    7/24(金)、7/25(土)、アトリエ・ブティック営業自粛のお知らせ

    いつもブログをお読み頂き、有難うございます。

    全国的なコロナウィルス感染再拡大の現状を鑑み、予定しておりました、明日7/24(金)、明後日7/25(土)の店舗営業を自粛させて頂きます。

    直前のお知らせになり、ご来店をご予定頂いておりましたお客様には、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。何卒、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

    皆様、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第21話】BYスタッフE

    前回のタクシー話の続きを、、。と言うのも、フランス人の運転テクニックには本当に驚いたので、今日はどうしてもそれをお話しさせて頂きたい。パリの東側からタクシーに乗った僕たちは、西側にある滞在先に近づいていたことが、僕にも分かった。滞在先まであと少しの所で、凱旋門を通過する。ここでフランスの運転事情の凄さを体験することになった。

    運転される方なら分かると思うが、通常、右に曲がるために車線の変更をする場合は、①右に曲がる指示器をだす。②右後方から来る車を、顔を一瞬、右後方に向けて、車が来ていないか確認する。③車線を変更する。2車線や3車線の場合も、この流れを一回一回繰り返すと思う。

    では、パリの凱旋門の周りを確認したいと思う。この凱旋門の周りは、実際は車線がないが、記憶では5〜6列前後で車が同じ方向に走行している。つまり6車線ほどを、同じ方向に、円を描くように車が走行している。そしてその円の外側に向かって、道路が放射線状に伸びている。つまり、凱旋門を通過するには、この6車線ほどの円の中に一度入らなくてはならない。そして、前述の車線変更を繰り返しながら、円から出なければならない。しかし、この凱旋門の周りは、物凄く混雑している。クラクションが鳴りっぱなしだ。これは慣れていないと無理だ。フランスで運転するには、度胸と運がいる、、。

    さて、僕たちが乗ったタクシーの運転手はというと、強気に円の中心車線まで入って行った。これではなかなか出られないではないか!と思った瞬間、右の指示器を出した。そして次の瞬間、ほぼ直角に円の一番外の車線まで来たではないか!もはや車線変更ではない。本当に冗談抜きで、ほぼ直角に車線変更をしたのだ。これがフランス流の凱旋門の走り方か、、。凱旋門の周辺で、毎日事故が起こらないのが不思議で仕方がない、、。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第20話】BYスタッフE

    前回のブログでも書いたとおり、フランスの方は結構運転が荒い。それはタクシードライバーだけに限らない。一般の方もだ。電車が遅延しても、レストランで料理が出てくるのが遅くても、彼らは怒らずに、ワインを片手におしゃべりしながら気長に待つ。でも車に乗ると気性が変化する、、。

    さて、僕たちが乗ったタクシーの運転手は、小柄で優しい、”お父ちゃん”のような方だったが、やはり運転開始と同時にスイッチが入る。僕はフランス語は分からないが、雰囲気的に、「どけぇ~!」、「割り込むんじゃね~!」、「こっちが優先だろぉ~!」、みたいな感じの言葉を、身振り手振りのリアクションをしながら発していたように思う。もちろん、相手の運転手も、声こそ聞こえないが、同じように何やら言いながら身振り手振りで応戦している。相方はそんなことはいつものことと言わんばかりに、「ここがレピュブリック広場で、ここがバスチーユ広場よ。」と説明してくれるが、僕にとっては景色を楽しむといった状態ではなかった。後で相方に聞くところによると、放送禁止用語を連発していたようだ。フランス人の名誉のため強調しておきたいのだが、フランス人は、普段は自身の意見をはっきりと主張する反面、僕たちのような外国人や困っている人には、凄く親切で紳士的だ。しかし、車に乗ると人が変わる、、。人情味があるとも言えるのだが、この点は、フランスでタクシーに乗車される方は肝に銘じておかれたら良いと思う。次回に続く、、。

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    アトリエ・ブティック営業日のお知らせ

    いつもブログをお読み頂き、有難うございます。

    コロナウィルス感染拡大防止策としまして、7月より、金、土(11:30〜16:30)のみ営業を再開させて頂いております。このような短縮営業で、お客様にはご不便をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。

    今週末も、7/24(金)、7/25(土)11:30〜16:30の営業を予定しておりますが、コロナウィルス再蔓延の現状を鑑みて、予定を変更させて頂くこともございます。ご来店をご予定のお客様には、大変ご不便をおかけしますが、事前に本ブログ又はインスタグラムにてご確認をお願い致します。またご来店の際は、マスクのご着用をお願い致します。

    引き続き、スタッフEのフランス買い付け(’19年10月の記録)ブログをお楽しみ頂けましたら幸いです。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第19話】BYスタッフE

    初日の資材買い付けは終了し、滞在先に帰る方法を考える。メトロに乗るには荷物が重すぎるので、タクシーに乗ることにした。ちょうどパリの東(12区辺り)から西(16区辺り)迄だと、25ユーロ〜30ユーロ(3,000円〜3500円)位だ。重い荷物を持って、地下鉄まで向かい、混雑した電車に乗る事を思えば、タクシーの費用対効果は悪くない。ラッシュ時は特に地下鉄よりもタクシーがオススメだ。しかし、後のブログでも体験談を書こうと思っているが、深夜のタクシーはあまりオススメしない。というのも、ドライバーの雰囲気がガラッと変わるのだ。ともあれ、僕たちが初日に乗ったのは、ちょうど夕方のラッシュ時で、タクシードライバーとしての経験が長そうな人だった。と言うのも、タクシーに乗車前に、目的地までの大体の時間と料金を聞いたのだが、ラッシュ時を考慮しての時間と料金を出してきて、それがほぼピッタリだったのだ。しかし、全てのタクシードライバーに共通しているのは、とにかくスピードを出すことだ。このタクシードライバーも、交通量の多いパリ市内を凄いスピードと運転技術で走行していた、、。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第18話】BYスタッフE

    前回のブログで書いた、相方の知人との再会を果たし、ご自宅とは別の場所にあるアパルトマン(マンション)の地下倉庫に案内された。12区の閑静な住宅街の中にあるアパルトマンの中庭を通り抜け、地下倉庫に向かう。フランスでは居住する部屋以外に、地下倉庫が住人に割り当てられている建物が多いようだ。

    その倉庫には、相方のようにヴィンテージビーズ(古いビーズのストック)を使って刺繍作品を作る人にとってはたまらない、珍しいビーズや材料が保管されていた。相方は今までも、フランスに滞在中は、一日中こういう倉庫の中で過ごすことが多かったようだ。きっと、観光で来られている方達には、フランスに来ているのに、一日中倉庫の中で過ごすなんて考えられないだろう、、。しかし、相方にとっては大切な仕事の一つなのだ。倉庫の中は真っ暗で、倉庫は地下にあるのだが、電気のスイッチは一階にある。そしてこの電気は一度スイッチを押すと1分位で勝手に消える。その為、僕の仕事といえば、一階の電気スイッチ付近にへばりつき、スイッチを押し続ける事だった。これは僕の大切な仕事だった、、。次回に続く、、。

  • 神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第17話】BYスタッフE

    いよいよ相方の知人宅へ。相方はとその知人は、久しぶりの再会に興奮気味で、暫く立ち話をしてから(僕はその間ずっと笑顔を作ることに徹していた)、僕に気遣って、今度は簡単な英語やジェスチャーで話してくれた。優しく、親切な方だ。そして、さっきカフェで目にした道行くパリジャン達と同様、薄手のジャンバーに足元は素足にサンダルといういでたちも、もう見慣れてきて僕には全く違和感無く感じた。

    この知人は、相方が20代の時から交流があった刺繍家の古くからの友人で、相方は、20代の初め頃、この方に一度だけ会った事があったが、それ以来20年近く会っていなかった。ところが、2年前にその刺繍家の友人を通して再会している。そしてその刺繍家の方は1年前に病で亡くなられたのだ。何だか、その刺繍家の方が私たちをもう一度引き合わせてくれた様だね、、と、相方とその知人は話していたらしい。そういう事があるんだな、、。何か目に見えない力が働いて導かれたように僕には感じた。生前の繋がり方や関わり方、相手を思う気持ちがこう言う形になって現れるのかもしれない。少なくとも僕たちは、その縁に導かれてここまでやった来たのだから、、。ともあれ、大切な人に、こうしてちゃんと会えたのだから、僕は一安心した。次回に続く、、。