神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第20話】BYスタッフE

前回のブログでも書いたとおり、フランスの方は結構運転が荒い。それはタクシードライバーだけに限らない。一般の方もだ。電車が遅延しても、レストランで料理が出てくるのが遅くても、彼らは怒らずに、ワインを片手におしゃべりしながら気長に待つ。でも車に乗ると気性が変化する、、。

さて、僕たちが乗ったタクシーの運転手は、小柄で優しい、”お父ちゃん”のような方だったが、やはり運転開始と同時にスイッチが入る。僕はフランス語は分からないが、雰囲気的に、「どけぇ~!」、「割り込むんじゃね~!」、「こっちが優先だろぉ~!」、みたいな感じの言葉を、身振り手振りのリアクションをしながら発していたように思う。もちろん、相手の運転手も、声こそ聞こえないが、同じように何やら言いながら身振り手振りで応戦している。相方はそんなことはいつものことと言わんばかりに、「ここがレピュブリック広場で、ここがバスチーユ広場よ。」と説明してくれるが、僕にとっては景色を楽しむといった状態ではなかった。後で相方に聞くところによると、放送禁止用語を連発していたようだ。フランス人の名誉のため強調しておきたいのだが、フランス人は、普段は自身の意見をはっきりと主張する反面、僕たちのような外国人や困っている人には、凄く親切で紳士的だ。しかし、車に乗ると人が変わる、、。人情味があるとも言えるのだが、この点は、フランスでタクシーに乗車される方は肝に銘じておかれたら良いと思う。次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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