神戸北野【神戸異人館通り】から素材を求めてフランスへ【第18話】BYスタッフE

前回のブログで書いた、相方の知人との再会を果たし、ご自宅とは別の場所にあるアパルトマン(マンション)の地下倉庫に案内された。12区の閑静な住宅街の中にあるアパルトマンの中庭を通り抜け、地下倉庫に向かう。フランスでは居住する部屋以外に、地下倉庫が住人に割り当てられている建物が多いようだ。

その倉庫には、相方のようにヴィンテージビーズ(古いビーズのストック)を使って刺繍作品を作る人にとってはたまらない、珍しいビーズや材料が保管されていた。相方は今までも、フランスに滞在中は、一日中こういう倉庫の中で過ごすことが多かったようだ。きっと、観光で来られている方達には、フランスに来ているのに、一日中倉庫の中で過ごすなんて考えられないだろう、、。しかし、相方にとっては大切な仕事の一つなのだ。倉庫の中は真っ暗で、倉庫は地下にあるのだが、電気のスイッチは一階にある。そしてこの電気は一度スイッチを押すと1分位で勝手に消える。その為、僕の仕事といえば、一階の電気スイッチ付近にへばりつき、スイッチを押し続ける事だった。これは僕の大切な仕事だった、、。次回に続く、、。

フランスヴィンテージ素材とフランス刺繍の技法を使ったアクセサリーブランド kaori shimomura accessories (カオリシモムラ アクセサリー)。2000年〜パリのフランス刺繍アーティストのアトリエで技法を学び、2016年10月に神戸市中央区北野町にアトリエ・ブティックをオープン。個性とやさしさを持ち合わせた女性をイメージした、繊細だけど存在感のあるアクセサリーをお届けしています。

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